ドクターズボイス

DOCTORS VOICE
vol.8
DOCTORS VOICE
アップル歯列矯正歯科 自由が丘
院長 斎藤 安弘 Saito Yasuhiro
 

天然歯列の並びと矯正治療後の歯並び

一般にキレイな歯並びと言いますと、全ての歯が上下、前後共にまっすぐに並んだ歯並びを想像しますが、天然の歯列では理由があって上下的に、また前後的に若干のズレがあることが理想と言われています。

その理由は前歯中央の歯とその隣の歯に厚みの違いがあり、中央の歯の方が厚いため、かみ合わせを良くする場合どうしてもズレが生じます。

矯正歯科ではなるべく患者さんの希望に沿えるようズレを少なく終了しますが、人によってはどうしてもズレが必要だったり、矯正後の保定中にズレが生じてくる患者さんもいます。

ただこれは心配の必要がなく、先にお話したように天然歯列の並びにもあり、より良いかみ合わせの為の必要なズレと言えます。

天然歯列の並びと矯正治療後の歯並び

■上下の段差
天然の歯並びでは前歯中央の歯とその隣の歯との間には0.5mmの上下的な段差が存在します。
■前後の段差
天然の歯並びでは前歯中央の歯とその隣の歯との間には0.5mmの前後的な段差が存在します。
 
 
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