印象に残った患者さん

IMPRESSIVE PATIENT
vol.02
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家族にも気づかれなかった裏側矯正(舌側矯正)

■家族にも気づかれなかった裏側矯正(舌側矯正)
裏側矯正(舌側矯正)を専門にしている先生にお話しを聞いていると、治療期間中患者さんのご家族も矯正治療に気づかなかった例が何度かあると言われます。

裏側矯正は装置が見えず、また、歯は少しずつ動いていくので、一番身近にいるご家族でも気づかないようです。

本来治療ですので一番身近なご家族からは励まされたりしながら治療を続けていきたいところですが、ご家族の事情は様々です。

ある二十歳すぎの患者さんの場合は、ご自身は子供のころからずっと歯並びが気になっていて矯正治療を受けたいと思っていましたが、ご両親は治療に反対でした。
成人してからも矯正したい気持ちは変わらず、再びご両親に相談するも、「歯並びは生まれつきのものだから治療する必要はない」という考え方でやはり反対されたそうです。

その後も矯正治療への願望は強くなるものの、いつも顔を合わせているご両親に反対されてまで治療するのは気がひけるという毎日でした。
そんなある日、矯正装置が見えない裏側矯正(舌側矯正)があることを知り医院でカウンセリングを受けました。
この患者さんはご両親と同居しておりすでに働いていましたので、費用は自分で払うことで裏側矯正を開始しました。
治療は約2年半で終了しましたが、治療期間中ずっと同居しているご両親はお子さんの矯正治療に全く気づきませんでした。
治療を終わって感じたことは、気づかれなかったためにご両親とぶつかることがなかった安堵感がある反面、一緒にいる家族が気づいてくれなかったことへの一抹のさみしさといった複雑な感情をお持ちだったようです。

このような例がいくつかありますが、矯正治療そのものが歯を削って上から被せ物で歯の形を整える方法と違いますので、ゆっくりと変化していき身近にいる人でも変化はわからず、裏側矯正では装置が歯の裏側に付きますので、全く気がつかれない場合も多いようです。

ご家族の方に理解されて治療を受けることが最も良いことですが、装置が見えないと実際にこのようなこともあります。
 
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