日本の現状

INVISIBLE ORTHODONTIC IN JAPAN
先日第65回日本矯正歯科学会学術大会が札幌で行われました。

この学会は日本の矯正歯科関連の学会の中でも一番大きな学会で、今年は第1回日韓ジョイントミーティングということもあり、海外からも多くのドクターが集まり、盛大に行われました。

商社展示においても各社とも矯正器具や材料を展示し、活発にプレゼンテーションが行われておりました。
最近では矯正に関する装置なども増えてきており、舌側矯正治療もかなり注目を浴びてきていることが感じられます。特にオームコジャパン社の展示ブースにおいて、薄くて小さい矯正装置であるSTbライトリンガルシステムについてのセミナーが、開発者である竹元京人先生(東京)によって行われました。このようなセミナーでは珍しく、通路まで人があふれるほどの盛況ぶりで、舌側矯正への関心がいかに高いかと言うことを実感させられました。

竹元先生のお話の中に、今年の3月にニューヨークで行われたWSLO(世界舌側矯正歯科学会)の報告がありました。46カ国から約600人の参加者が集まり、そのうち日本人は140人でした。 
講演したドクター(87人)のうち日本からは17人の先生が講演されたとのことです。また、Certified Lingual Orthodontist(舌側矯正認定医)として認定されたアクティブメンバーは106人になり、そのうち日本の先生は60人いらっしゃいました。
さらに今年症例展示を行い、合格された先生のうち、5人の先生が優秀ドクターとして表彰されたのですが、すべて日本の先生方であったとのことです。

患者さんのニーズも多くなってきている中、舌側矯正における日本の先生方は世界においてもレベルが高く、今後も発展していくと思われます。

ページトップへ