舌側矯正治療の医院訪問記

ORTHODONTIC SPACIALIST INTERVIEW ISSUE
vol.15
INTERVIEW ISSUE
アルモニ矯正歯科
小林 仁 Kobayashi Hitoshi
 

審美と機能が協調し、調和のとれた治療を目指して

「アルモニ矯正歯科」は新潟市中央区にあるショッピングモール「デッキー401」1階に2007年に開業しました。名前の由来は「協調、調和」を意味するフランス語の「Harmonie(アーモニー)」から。矯正治療とは審美と機能が協調し、調和のとれた治療でなければならないという意味が込められています。小林 仁院長にお話をお伺いしました。
アルモニ矯正歯科の入り口
 
ショッピングモール「デッキー401」内の医院入り口
 

■矯正歯科医を目指された経緯をおうかがいできますか

私は小さいころから虫歯が多く、歯科医院にはよく通っていたのですが、ある時、かかりつけの先生から矯正治療を勧められ小学生のときから高校まで新潟大学歯学部付属病院矯正科で矯正治療を受けました。
当時は子供だったせいもあり、歯並びをきれいにしたいという強い気持ちがあったわけではありませんが、初めて矯正治療を経験して強く印象に残ったのだと思います。治療に通うのが楽しかったことを覚えております。
その頃から歯科医師になりたいという気持ちが芽生え、できるなら矯正歯科治療をしてみたいと思うようになりました。
その後、新潟大学歯学部に入学し、歯科医師として様々な専門分野があるなかで迷うことなく矯正歯科を選択し大学院では矯正学を学び、歯科矯正学教室に入局し30歳までお世話になりました。
アルモニ矯正歯科の待合室
 
落ち着いた雰囲気の待合室
 

■舌側矯正(裏側矯正)を治療の中心にした理由は何だったのでしょうか

新潟大学の矯正科に勤務していた頃はもちろん表側矯正で治療をしていましが、患者様から金属の装置やワイヤーが目立つことや、そもそも装置が見えることに不満を抱いているという声を聞くようになりました。
「見た目が気になるから矯正治療を行うのに、その装置が見えて余計に目立ってしまう。治療中でも装置は見えないほうがよい」という要望が多く、これはなんとかしなければという思いがありました。
舌側矯正については"装置が見えない"というメリットが大きいことはわかっていたのですが、表側の治療と同レベルの治療ができるかどうか、確信がもてなかったのです。その考えが払拭されたのは竹元先生(イーライン矯正歯科・院長)の講習会を受けてからです。
それからというもの、舌側矯正への探求心が抑えきれずイーライン矯正歯科に勤務し竹元先生から教えを受けるまでに至りました。その中でわかったのは、舌側矯正では装置はもとより治療法としても確立されていて、表側矯正と比べても遜色がないばかりかメリットも大きいということです。
地元に帰って開業するにあたり、"見えない舌側矯正治療(裏側矯正治療)"という特色を打ち出すことで患者様の要望に応えたいと思いました。
アルモニ矯正歯科のカウンセリングルーム
 
カウンセリングルーム
 

■医院の治療方針を教えてください

患者様が一生、入れ歯にならず自分の歯でご飯が食べられるように口腔内の環境を整え、見た目の美しさを求める方にはその手助けをしたい。矯正治療を通して歯並び、咬み合わせを整えて生涯にわたる健康増進のお手伝いをしていきたいという思いで治療に取り組んでいます。
矯正装置
 
様々な矯正装置
 

■治療で気をつけていること

医院内が快適な環境であることはもちろん、患者様をできるだけお待たせしないよう時間管理に気を配っていることと、治療については痛みなどの負担をできるだけ軽減するよう努めています。

■矯正治療を希望する方へのアドバイスをお願いします

ほとんどの方は「見た目」を悩まれて受診されると思います。とくに社会に出てからは第一印象が大切になってくるので矯正治療によって有利になると思います。それだけでなく、健康を支えるということについても矯正治療は大きな役割を果たします。
歯並びが悪いと虫歯や歯周病にもなりやすい環境が口腔内につくられ、歯周病が進む可能性もあるからです。若いときは少々咬み合わせが悪くてもなんとか噛めますが、将来、歯、歯周組織が弱くなったときに噛めなくなってしまうということが起こりうるのです。ですから歯並び、咬み合わせ等に気になることがあれば、タイミングを逃さず治療に踏み出してほしいと思います。
始めるきっかけは"見た目"からでも、結果的に一生自分の歯で食事ができて生涯にわたりQOL(生活の質)を上げてくれるのが矯正治療だといえます。
アルモニ矯正歯科の治療室
 
明るい雰囲気の治療室
 
■今後、取り組みたいことについて
表側矯正もそうであるように舌側矯正(裏側矯正)も進化をし続ける治療法であることが魅力の一つです。装置の小型化もそうですが、弱い力でも効率的に歯を動かせるような技術革新がなされて今に至っています。
その結果、患者様の負担は以前に比べて大幅に軽減されており、そうした患者様にとってメリットの大きい最新の治療を、都心にお住まいの方と同様、新潟でも受けられるよう常に最先端の技術を学び、採り入れていきたいと思っています。
アルモニ矯正歯科
 
 

■訪問を終えて

子どもの頃の夢というのはなかなか叶わないものですが、小林院長はしっかりと実現されていて素晴らしいと思いました。さらには竹元院長との出会いから舌側矯正(裏側矯正)に取り組まれて世界及びヨーロッパ舌側矯正歯科学会の認定医も取得され、地元でも存在感を示されています。
現在、舌側矯正(裏側矯正)をされている患者様(成人)は8割近くに及び、遠方から通う方も少なくないとのこと。最新の治療法についても意欲的に取り込んでおられ、今後の展開に期待が高まります。
 
 
  • 住 所
  • 〒950-0973 新潟県新潟市中央区上近江4丁目12番20号 DEKKY401 1階
  • 電話
  • 025-211-2200
 
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