大人のための舌側矯正

ドクターズボイス

患者さん30人に聞きました。
「裏側矯正の装置にどの位の期間で慣れましたか?」

裏側矯正では、矯正装置を歯の裏側に付けます。その為、治療前の患者さんからは「装置を付けて、うまく慣れますか?」「痛くないですか?」といった質問をよく受けます。 そこで、最近当院で裏側矯正を行なった患者さん30人へ装置に関するアンケートを実施しました。
理想的なスマイルとは笑ったときに口角が左右対称に上がっていて、上の歯、もしくは下の歯が見えることが条件になります。逆に口角が下がっているとなんとなく老けたかんじに見えたり、不機嫌そうに見えたりするので第一印象で損をしてしまうことがあるかもしれません。
上下の歯の見え方については、欧米では上の歯だけが見えるスマイルがより好まれ、日本では下の歯も多少、見える方が好まれるなど、伝統や文化の違いによって好ましい笑顔についての基準が少し異なっていることがわかります。
アンケート結果は次のようになりました。
1.矯正装置を付けてからどれくらいで慣れましたか?
すぐに慣れた 4人
2~3日位で慣れた 11人
1週間位で慣れた 9人
2週間くらい 4人
慣れなかった 2人
多くの方が1週間以内で装置に慣れたようです。
2.最初にワイヤーを入れた時痛みはありましたか?
痛くなかった 5人
1~2日位痛かった 10人
3~4日位痛かった 3人
1週間位痛かった  10人
1週間以上痛かった 0人
噛むと痛い 1人
痛みを感じる場合でも、早ければ皆さん1~2日で治まり、長い方でもだいたい1週間以内では治まるようです。
3.装置を付けて4~5ヶ月してからの治療後の痛みはありましたか?
痛くなかった 15人
1~2日位痛かった 10人
2~3日位痛かった 2人
1週間位痛かった 1人
1週間以上痛かった 0人
この時期になると痛みを感じた人も少なくなり、痛みを感じた場合でも少しの期間で治まるようです。

「痛み」や「慣れ」は個人の感覚の差も大きいため、一部の患者さんでは長引いてしまうこともありますが、大方の患者さんが数日で装置に慣れ、痛みも一時的なもので治まっています。

また、以前はワイヤーを交換すると痛みを感じる場合がよくありましたが、最近はワイヤーとブラケットともに装置の改善が進み、治療していても患者さんから痛みについての話しを聞かなくなりました。

「治療の痛み」といった点では、矯正装置の改善で矯正治療のハードルは下がってきていると思います。

歯並びが気になったら気軽に矯正歯科医院に相談してみましょう。

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